逓増定期保険とは、生命保険の一種ですが、契約後保険金額が契約当初の5倍にまで増加する保険です。
企業の経営者は、これを利用して役員の退職金の原資とするといった使われ方がよくされる保険です。
逓増定期保険の支払い保険料は、企業経理処理上損金として処理することができ、経営者としては法人税の節税対策として利用できます。
一定の条件に基づき、支払い保険料の2分の1のみ損金にし、保険期間満了の際に残りの保険料を損金とすることが主流となっていますが、それでも法人税の節税につながるのは間違いないので、人気の保険商品となっています。